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老後にお金を残せるか、老後にお金で惨めな思いをしたくないと考えている30〜50代に贈るDIE WITH ZERO

karasu-tarou
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DIE WITH ZEROとは何か

DIE WITH ZEROの著者 ビル・パーキンスさんについて

1969年にアメリカ、ヒューストン生まれ。アイオワ大学卒業後、トレーダーとして活躍し、その後はコンサルティング会社CEOをしながら、ハリウッド映画のプロデューサーやポーカープレイヤーなど多方面で活躍されています。

DIE WITH ZEROの本質

DIE WITH ZEROとは、『ゼロで死ぬ』という意味です。ここでのゼロはお金を表し、預金残高ゼロにして死ぬことを著者は推奨しています。

店長
店長

かなり無茶苦茶なこと言ってない?!

僕も最初は店長と同じことを思いました。普通に考えてというか、考えようともしないことを著者は言っているなと思いました。

ただ、本書を読み進めていくうちに、DIE WITH ZEROの本質が見え、その考え方が好きになりました。

ズバリ本質は、人は歳を取る。みんな老いる。老いたら、体は思うように動かない。老いて、時間ができてからやろう。それは、今は時間がなくてできないからと理由をつけて先延ばしにしているだけ。そして、老いて時間ができたときにそれをやろうとすると、体が思うように動かなくなっている。老いたから。健康は歳を追うごとに悪化していく。先延ばしにするべきじゃない。老いてから後悔したくなければ、今やりたいことを今やるべき!

老後にお金で惨めな思いをしないために必要なお金はいくら?

おおよその目安

2019年に金融庁が発表した老後2000万円問題は、ニュースなどで大きく取り上げられてましたね。

もう6年も前なんですね。あっという間に。

googleなどの検索エンジンで検索された方もいると思いますが、おおよその目安は2000〜3000万円だと言われています。

私の祖母の実例

老後に必要なお金の目安として2000〜3000万円ですが、結局のところ人それぞれだと思います。

理由としては、人それぞれ支出額が異なるからです。もちろん収入額も異なります。

例として、私の祖母は60歳から年金をもらい始め、現在85歳です。

毎月の年金額は7万円で、毎月の支出(生活費、福祉用具等全て込)は10万円ですので、毎月マイナス3万円です。

マイナス分は、祖母の子供(私の親)が負担しています。

自分はあと何年生きられるか、人生の終わりはいつかを考える

あと何年生きられるかカウントダウンしてみよう。

先ほど、私の祖母の例をご紹介いたしたしました。ご覧になった方は、どう思いましたか?

副店長
副店長

マイナス出てる。しかも3万円。

3万円は大きいですよね。3万円も気になるところですが、マイナスが怖いですね。

店長
店長

やっぱり貯金は大事。多い方がいい!多ければ、老後に惨めな思いをすることはないわけだし。

確かにその気持ちは理解できます。実際の例を見ると、怖くなります。

著者は貯金をするな!とは言っていません。過度な貯金をするべきではないと言っています。

その理由は、DIE WITH ZEROの本質で述べた通りです。老後に備えて貯金をするのは当然のことで、やるべきことですが、皆さんは自分は何歳まで生きるか考えたことはありますか?

スマホアプリで寿命時計というアプリがあります。生年月日を入力すると、残りの寿命のカウントダウンが始まります。正確性はないです。平均寿命まで生きることを前提に作られていますので、それよりも早く亡くなる方もいますし、それより長く生きる方もいます。

それでも、数字として見れるのは自分の終わりを実感するのにとても役立ちます。私の場合は、あと47年です。私はその数字を見て、あと47年しかないのかと思いました。私は30代ですが、40代になると30代の頃のようには動けなくなっています。20代と30代が異なるように30代と40代も異なります。

健康的に、自分が思うように体を動かせる年数は、47年よりもかなり少ないはずです。

若い頃からの過度な貯金はできたはずの経験を奪う

過度な貯金をやめるべき理由

若い頃から老後に向けて貯金をすることは計画性があり、とてもいいことだと思いますし、危機管理能力が高いと思います。

ただ、老後のお金のことを考えて、若いうちから経験にお金を使うことを我慢することはいい方法とは思えません。

時間に対しての考え方もですが、『仕事・育児・家事で時間がないから、時間にゆとりができてからやりたいことをやる』これもいい方法とは思えません。

何回も言いますが、老いてからでは遅いのです。

老いてからは、現役で働いていた頃よりも時間もありますし、貯金を頑張っていれば、お金もあるでしょう。

でも、そのお金を使う体力がないんです。気力もないんです。

だから、過度な貯金をするのは辞めて、老いてからではできない、若く健康なときにしかできないことにお金と時間を使いましょう!

時間は取り返せない!今やりたいことは今やる!

皆さんは過去を振り返って、『あの時やっておけばよかった』と思ったことはありますか?

私はあります。大きいことから小さいことまでいっぱいあります。健康なうちにそれをやろうと思います。

皆さんはどうしますか?

まとめ

今回は、DIE WITH ZEROについて紹介しました。

ぜひ一度本書を読んでみてください!人生が変わると思います。

貯金残高をゼロにして死ぬというのは不可能に近いとは思います。著者も不可能だと言っていますが、ゼロに近づけることはできます。

老いてからではできない経験にお金と時間を使うことをオススメします。


人生を変える本です。

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ABOUT ME
Yoshi-ka
30代。2人の子供がいます。当siteでは、今まで読んできた書籍の中でも良書を紹介しています。
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